デフォルトの設定

増分再生成

増分再生成はまだ実験段階の機能です。

増分再生成は最も一般的なケースでは機能しますが、すべてのシナリオで正しく機能するわけではありません。この機能を使用する際は非常に慎重に行って、以下の記載されていない問題についてはGitHub で issue を開いて報告してください。

増分再生成は、前回のビルド以降に更新されたドキュメントとページのみを生成することでビルド時間を短縮します。これを行うには、ファイルの更新時刻と相互ドキュメントの依存関係の両方を.jekyll-metadataファイルで追跡します。

現在のインプリメンテーションでは、増分再生成はドキュメントまたはページ、またはその依存関係の 1 つが変更された場合にのみドキュメントまたはページを生成します。現在、追跡される依存関係のタイプは、({% include %}タグを使用した)インクルードとレイアウトのみです。つまり、他のドキュメントへの単純な参照(たとえば、投稿リストページでsite.postsに対して反復処理を実行するという一般的なケース)は依存関係として検出されません。

これらの欠点を一部解決するために、ドキュメントのフロントマターにregenerate: trueを入れると、Jekyll は変更されているかどうかに関係なくドキュメントを再生成します。これにより指定されたドキュメントのみが生成されることに注意してください。他のドキュメントのコンテンツへの参照は再レンダリングされないため機能しません。

増分再生成は、コマンドラインから--incrementalフラグ(短縮して-I)を使用するか、設定ファイルでincremental: trueを設定することで有効にできます。